「The Room」という脱出ゲームは、イギリスのゲーム開発スタジオである「Fireproof Games」が制作したものです。
ビジュアルも非常に美しく、フル3Dで作られた部屋はどこを見ても美しく、スライド操作で360度どの方向からも見ることができます。調べられるものをタッチすると近づくことができ、細かく見ることができます。近づいても全てのものが細かく作り込まれており、「近づいたらなんだか微妙なビジュアル」という幻滅もありません。鍵をはじめとした取得アイテムにも細かく作成されており、金属のゆがんだ感じまでリアルに作りこまれています。アイテム毎にそれぞれの質感がちゃんとあるように感じられます。
操作も気になるものをタップして触ったりすることができるので、コマンドで動作を選ぶ必要がなく、触れた場所が指の動きに合わせてそのまま動いたりするので、自分の手で調べて謎を解いたりする感覚があります。操作アイテムの魔法のレンズでのぞき込むと、見えないものが浮かび上がってくる演出も素晴らしいです。
ゲーム名「The Room」という通り、部屋の謎を解いて脱出していくことがメインになっています。個人的には、結構難しい謎解きが多く、困ったときのヒント機能を使用して、なんとか解けた時は本当に快感で「最後までプレイしよう」という気分になります。タイプライターの仕掛けはとても興奮させられます。精神世界にいるような感じで、なにやら不気味な不穏さがあるのでホラーっぽい感じですが、突然驚かしてくるような演出はありません。
続編で『The Room Three』『The Room Old Sins』があったようですが、運営方針の考慮により、2023年4月16日にサービスが終了になってしまったようです。いつかプレイしてみたいと思います。また、VRで『A Dark Matter』というゲームががあるみたいなので先にそのゲームからプレイしようかなぁ。
『The Room Two』とは？
あれあすじ：
プレイヤーは世界の根源となる「零因子」を研究していた高名な錬金術師が残した様々な謎を解き明かし「零因子」の力によって無限に広がる世界からの脱出を試みます。
リリース開始日：
2013年12月12日
販売元：
Chorus Worldwide Limited
フルゲームプレイ権：
480円(第1章のみ無料で遊べます)
