藤堂龍之介探偵日記 琥珀色の遺言 ~西洋骨牌連続殺人事件~(プレイ感想あり)

藤堂龍之介探偵日記 琥珀色の遺言 ~西洋骨牌連続殺人事件~[DS] 藤堂龍之介探偵日記 琥珀色の遺言 ~西洋骨牌連続殺人事件~

あらすじ

時は大正時代、貿易商を営む富豪、影谷恍太郎が毒殺された。
遺言として残されたのは、当時の日本には馴染みのない謎の西洋骨牌(タロットカード)のみ。
恍太郎の莫大な遺産を巡り、残された影谷家の人々に不信と疑惑が渦巻き始める…。
主の死に殺人の疑いを抱いた執事の依頼により、 私立探偵の「藤堂龍之介」は自らを小説家と偽り、影谷家の邸宅・琥珀館へと乗り込むが、 そんな彼を嘲笑うかのように、新たなる殺人が目の前で発生してしまう…。
果たして、恍太郎が残した西洋骨牌の意味は? そして、真犯人は一体誰なのか?

登場キャラクター

藤堂 龍之介(とうどう りゅうのすけ)

本編の主人公。16歳の時に英国に留学した経験を持つ。自らの知識と好奇心を武器に探偵をしている。
基本的には人当たりが良く社交的で、かなりのグルマンである。音楽にも造詣が深いようで、ピアノを演奏することができる。容姿端麗でもあり、女性に対しては紳士的に口説くことも。相手から惚れられてアプローチされる機会も多い。
本編にはその姿が直接描かれたことは無く、後ろ姿ぐらいである。

影谷 芳明(かげたに よしあき)

影谷貿易社長「影谷 恍太郎(かげたにこうたろう)」の甥。龍之介とは旧知の仲である。基本的に真面目で礼儀正しく几帳面な性格だが、実は美人に弱いという意外な一面も。

ゲーム特徴まとめ

・ボイス有無: なし
・選択肢の量: 少なめ(総当たりで解決)
・マルチエンディング: なし
・CG枚数・質感: 少なめ、レトロ感強め
・シナリオの傾向: シリアス路線だが、演出や展開が突き抜けていて思わず笑ってしまう場面も

プレイ感想レビュー

古き良き時代のコマンド総当たり式推理ゲームを思い出させる一作。とはいえ、自力で推理する要素はほぼなく、選択肢を順番に潰していけば事件が進んでしまうタイプ。終盤には登場人物の半数以上が消え、もはや誰が誰だか分からなくなるのもご愛敬。犯人を追い詰めても感動や達成感は薄く、エンディング後に名前を忘れるほど(笑)。でも、レトロミステリー好きにはニヤリとできる味わいがあるかも?

総評

★★☆☆☆(2/5:レトロ推理ゲー好きならアリ)

おすすめポイント

・昭和・レトロミステリーの空気感が楽しい
・コマンド総当たり系が好きな人には懐かしさ満点

基本情報

・タイトル: 藤堂龍之介探偵日記 琥珀色の遺言 西洋骨牌連続殺人事件
・ブランド(メーカー): fonfun
・ジャンル: ミステリーアドベンチャー
・発売日: 2008/12/18
・プラットフォーム: ニンテンドーDS
・プレイ時間目安: 約4〜6時間
・レーティング(CERO): C(15歳以上対象)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次