花束を君に贈ろう-Kinsenka-（紹介のみ）

あらすじ

――心は、痛みでできている。
誰かがそう、心の奥で囁いた。
言葉にならない悲しみ、形のない愛しさ。
それらは“痛み”として心を突き刺す。
だからこそ、命は巡る――輪のように。

生まれつき「心の痛み」を知らない少年・**橘才（たちばなさい）**は、
唯一の家族である妹を守るため、静かに“悪意”を刈り取る日々を送っていた。

そんなある日、彼の前に現れたのは、感情を閉ざした無口な少女――紅緒祀（べにおまつり）。
まるで精巧な人形のような彼女と出会い、才は初めて“痛み（恋）”を知る。

死者と生者が交錯する「無銘荘」で暮らす少年少女たち。
それぞれの“心の痛み”を抱えながら、彼らは呪詛と戦い、成長していく。

――人の心は、痛みでできている。
この“痛み（恋）”を守れるのなら、世界を壊してもかまわない。
命は輝き、心は巡る――輪のように。

登場キャラクター

紅緒祀（べにおまつり）(CV:石見舞菜香)

「私のために頑張ってくれて……ありがとう。ごめんね」
呪詛祓いの家に生まれ、一族の呪縛に囚われた少女。
感情を閉ざし、無表情に生きる姿はまるで“人形”のよう。
しかし、彼女の内には別の人格――“ヒトデナシ”が眠っている。
　　

ヒトデナシ(CV:石見舞菜香)

「ようこそ、ごみクズたちの這いずる世界の底へ」
祀の心に棲むもう一人の少女。
祀を守るために生まれた“盾”であり、わがままで傲慢なもう一つの心。
　　

橘才（たちばなさい）(CV:花守ゆみり)

「……死んだ人間の心や痛みは、どこへ行くのかな」
主人公。
“心の痛み”を知らない少年。
妹を守るためなら、どんな手段も選ばない冷酷さを持つ。
祀との出会いが、彼の中の「心」を目覚めさせていく。
　　

鎌原竜起（かんばらたつき）(CV:森嶋秀太)

「大丈夫。俺は何があっても平気だよ。知ってるだろ？」
“身体の痛み”を感じない少年。
裏社会で「逃がし屋」として生きてきた過去を持ち、初恋の相手・祀を呪いの鎖から救うために戦う。
　　

総評

・切ない恋愛ファンタジーが好きな人
・“心の痛み”や人間の感情を深く描く物語に惹かれる人
・登場人物の成長や内面の変化を丁寧に追いたい人
・和風ホラー×恋愛×群像劇が好きな人

こんな人におすすめ！

ビジュアル＆メディア資料

ゲーム情報

タイトル：花束を君に贈ろう-Kinsenka-
メーカー：フロントウイング／ブシロード
ジャンル：ノベルゲーム
発売日：
・Steam等のDL：2025年5月29日
・Nintendo Switch、PCパッケージ：2026年4月30日
プラットフォーム：Nintendo Switch™、Steam
プレイ時間目安：不明（未プレイ）
レーティング：15歳以上
公式サイト：https://hanakimi.frontwing.co.jp/