インターネット物理モデル
「文字」「音」「動き」等の情報を実際には目に見えない「0」と「1」の信号を白と黒のボールに置き換えインターネットで情報が伝わるしくみを、視覚的に分かりやすく表現した体験型の展示になります。インターネットへ放った情報は、タワー(ネットワーク上のルーターに相当)を中継して、相手の端末に届く方法を視覚的に理解することができます。
私はネットワークを勉強する際にデータのやり取りが理解できず何度も挫折したので、もう少しはやくこの展示を体験できればネットワークのことが嫌いにならずに済んだのかなぁ・・・・・。
アナグラのうた―消えた博士と残された装置
展示のストーリーが下記内容ではじまっており、他の体験展示とは雰囲気が違ったため、体験を行いました。
予感は悪い方に的中した。
GAMEが強制終了されてしまった。
今までとは違う。
巨大な箱がぐらりと揺れたんだ。
携帯電話はずっと圏外。
インターネットも使えない。
ICカードは誤作動し、
生活の様々な場面が立ちいかなくなった。
カタストロフはパニック映画のように
わかりやすいモノではない。
それは時間をかけて進行していった。https://www.miraikan.jst.go.jp/sp/anagura/story.html
この展示は下記説明にあるように「空間情報科学」を理解するための体験展示でした。内容は哲学っぽい感じで個人的には満足でしたが、体験していた子供立ちはどの位まで理解できるのかなと思う程大人のための展示でした。2023年8月31日で展示が終わってしまうので少し寂しいです。
「空間情報科学」。それは、私たちが暮らす実空間での人やモノのふるまいを計測し、その結果を計算して理解し合うことで、人々の暮らしを支援しようとする科学です。
いうなれば世界のデジタルコピーをつくって、その中で次に起こることを予測して、あらかじめ、みんなが望む情報を用意したり、起こりやすい問題を回避しようという知恵です。人々から提供される情報が多ければ多いほど、その結果も充実した内容になります。「空間情報科学」が社会に浸透すると、世界が自分のことを知り、見守り、寄り添い、支えてくれるように感じるでしょう。https://www.miraikan.jst.go.jp/sp/anagura/
セカイは微生物に満ちている
この展示も子供よりも大人に向けての展示かな。最近は微生物を排除する人は多いですが、この展示をみると排除しすぎるのもよくないことが理解できます。この展示も2023年8月31日で展示が終わってしまうので少し寂しいです。
まとめ
上記以外にも色々と展示や体験型の展示があります。体験型の展示が多いので子供向けなのかなと思ってしまいますが、大人でも十分楽しむことができます。今回は「常設展示」のみ観ましたが、今度は「特別展・企画展」や「ドームシアター」の作品もみてみたいとです。
『日本科学未来館』とは?
所在地: 東京都江東区青海2-3-6
開館時間・休館日:
・開館時間:10:00〜17:00(入館券の購入および受付は16:30まで)
・休館日:火曜日、年末年始(12月28日~1月1日)
※施設保守のため臨時で休館日を設ける場合があります
※祝日、春・夏・冬休み期間等は火曜日も開館する場合があります
入館料:
・常設展:大人 個人:630円
※それ以外の入館料は日本科学未来館のHPでご確認してください。
アクセス:
・新交通ゆりかもめ 「東京国際クルーズターミナル駅」下車、徒歩約5分/「テレコムセンター駅」下車、徒歩約4分
・東京臨海高速鉄道りんかい線 「東京テレポート駅」下車、徒歩約15分
HP:https://www.miraikan.jst.go.jp/